べったこ〜関東在住の関西人〜
べったこ。 京都弁で、はしり(かけっこ)でビリのこと。 私はいつもべったこやった。 京都生まれの京育ち。結婚し関東に移り住んで16年。 関西魂は抜けてない。らしい。
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ミュージカル
私は中学で演劇部に入って以来、
高校・大学・社会人になっても、結婚するまで舞台に立っていた。
京都は学生演劇が盛んで、学生時代はよく小劇場に足を運んだ。
ちいさいちいさい小劇場。
靴袋に履いてきた靴を入れて客席は地べたに三角座り。
大入り満員の時は「いちにのさん!」の掛け声と共に全員一歩ずつ前に詰める。
隣の人とも前の人も触れ合う位置。
舞台の役者さんのドーランの匂いまで感じる距離。
あの一体感が大好きだった。
昨日見たミュージカルは帝国劇場のモーツァルト。
小劇場のお芝居とは毛色が違うけど、やっぱり芝居はいい。
見ていると舞台の上に立っていた頃の自分が思い出される。
あわただしい楽屋の風景。
むせかえるようなドーランの匂い。
どん帳の開いた時に客席側から入ってくる冷たい空気。
真っ直ぐ自分に差し込まれる一筋のスポットライト。
どん帳が降りたときに包まれる拍手の音。
カーテンコール・・・・
あの頃の熱い気持ちがよみがえってくる。
舞台は魔物のよう。
あの感じを一度味わうと忘れられない。
口では言い表せられないほどの快感がある。
また見に行こう。
あの頃の自分に会いに行こう。
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